Chromatoneクロマトーン&ホールトーン

音楽を自由に創造できる、まったく新しいデバイス

人間工学に基づいた鍵盤

はじめに

白いボディの「CT-312」、赤いボディの「ホールトーン レボリューション」。これら製品に使用されている全く新しいスタイルの「鍵盤配列」のことを「クロマトーン」と言います。
また、ムト鍵(けん)と呼ばれたりもします。
このページでは、2つの製品と、それに使用されている鍵盤配列そのもののことを「クロマトーン」と総称して解説していきます。

ヒラメキは無限。
クロマトーンから生まれる
新たなインスピレーション

音楽は本来、直感的に音を感じて、もっと楽しく気軽に親しむものなのに、なぜかその音楽以外の複雑さで音楽を難しく思ってしまったり、断念せざるを得なかった経験をお持ちではないでしょうか?

クロマトーン(ムト鍵)は、音楽を難解なものにしてしまっていたピアノ配列の黒鍵・白鍵の差別を無くし、1オクターブの中の12個の音を平等に配列させました。それにより、音と音の距離感が明確になり、視覚と聴覚の感覚も完全に一致します。また、ムトウ音楽メソッドにより、理論・作曲・奏法を、従来のピアノの12倍以上のスピードで学ぶことができるようになったので、音楽経験ゼロからのスタートでも短期間でプロのシンガーソングライターを育成することも可能となりました。

従来の名曲を演奏することはもちろんのこと、やはり、クロマトーン(ムト鍵)の醍醐味は、従来のピアノ鍵盤では不可能だったテクニックや独特なボイシングやフレーズを駆使し、いままでにないオリジナルの音楽を創造することでしょう。

音楽は選ばれた人に与えられた特権ではなく、誰でも楽しめるはずのもの。鍵盤楽器が弾けるようになる楽しさ。オリジナルの音楽が創造できる喜び。あなたも体験してみませんか?


世界が注目した鍵盤配列、クロマトーン(ムト鍵)

クロマトーンの鍵盤配列  

「半音配列」+「全音配列」

クロマトーン(ムト鍵)の鍵盤配列は、ムトウ音楽メソッドを基につくられており、全音階配列+半音階配列という今までにない全く新しい鍵盤配列となります。

一見ボタンだらけで、いかにも難しそうに見えますが、ボタンの縦列は連動しており、手前を弾いても奥側を弾いても縦列は同じ音。斜め上下は半音階、左右隣同士は全音階の並びになっています。

これまで、音楽を難しくさせている主な原因は、黒鍵(♯・♭)が存在することに尽きます。そこで私たちは黒鍵・白鍵の区別(♯・♭)を無くした、新配列キーボード《クロマトーン(ムト鍵)》を発案しました。

クロマトーン(ムト鍵)は、ピアノ鍵盤などの標準鍵盤からの移行をよりスムーズにするために、入門機としてキーピッチをピアノと同等にした71鍵タイプ「 CT-312」と、理想の演奏音域(88鍵)とキーピッチを追求した「Wholetone Revolution」の2モデルがあります。


運指がラク。

鍵盤アップ

人間工学に基づいた
キートップデザイン

5本の指の長さは、個人差もあり、しかもどの指も同じ長さではありません。短い親指・小指、そして長い指。鍵盤の列が手前から奥へ向かって手のひらの丸みに合わせて弧を描くようにアーチ状に、人間工学に基づいて開発いたしました。

指の長さやカタチに応じて無理なく押さえることができ、キートップひとつひとつに理想の傾斜をつけることで、奥の列は弱い力でも打鍵しやすくなっており、無理をすることなく非常に押さえやすくなっております。


どんなコードも単純明快!コードフォーム

無理のない運指が実現

1つ覚えた瞬間、12種弾ける!
カタチで覚える、コードフォーム

メジャー、マイナー、セブンスなど、コードにはいくつかの種類があります。これらにはさらに、それぞれ12個の音の数だけのキーがあります。
たとえば・・・

【例】12個のメジャーコード
① C ② C# or D♭ ③ D ④ D# or E♭ ⑤ E ⑥ F ⑦ F# or G♭
⑧ G ⑨ G# or A♭ ⑩ A ⑪ A# or B♭ ⑫ B

メジャーコードであるならば、メジャーのフォーム(押さえ方)を覚えるだけで、その指のフォームのまま平行移動するだけ。
たったこれだけで、もうすでに上記の例の12個のメジャーコードが押さえられる!ということです。

三角や台形・・・図形を覚えるかのように
コードフォーム(押さえ方)も「かたち」で覚えればいいのです。

メジャーとマイナーのコードフォーム

コードフォーム

さらに詳しく図説していきましょう。
これは、メジャーとマイナーのコードフォーム(押さえ方)です。

図①から図③へいくにつれ、半音階ずつキーを上げている図になります。

左側のメジャーフォーム図で解説してみましょう。

赤いマークはルート音(根音)。
例えば、ルートの音が「ド」であれば、コードは「C」。
そのまま、指の形は変えずに斜め方向に1つづらせば「C#」。さらに、斜め方向にずらせばコードは「D」です。
キーが変わっても、押さえかたは全く同じです。

コードは、メジャーやマイナーなどの種類ごとのフォームを「かたち」として覚えてしまえば、あとはルートの位置を合わせるだけです。

それは、マイナーコードも同様です。